お好み焼きは作るのも非常に簡単ですし、肉や野菜、魚介類など様々な具材を使えますので、楽をしたい時のメニューとしても助かりますよね。
しかもお好み焼き粉があればさらに簡単に作れてしまいます。
筆者もホットプレートを使って良くお好み焼きを作っています。
しかし毎日お好み焼きを作るというわけでもなければ、一度お好み焼きをすると、大抵次に作るまでにある程度期間が空きますよね。
気がついたらお好み焼き粉の賞味期限が切れてしまっていたなんてこともあるかもしれません。
お好み焼き粉は小麦粉の仲間ですし、少しくらい賞味期限が切れてしまっても大丈夫な気もしますが、実際のところはどうなのでしょうか?
また開封後と未開封の場合でもどのくらい違っているのでしょうか?
このページでは、お好み焼き粉の開封後の賞味期限はどれくらいか、未開封の場合はどれくらいもつか、余ってしまった際の使い切りのアイデアなどを紹介します。
お好み焼き粉の開封後の賞味期限はいつまで?
ありがとぉございます(*^^*)☘ ̖́-
って、溶岩流みたいですね💦(笑) https://t.co/pPVJqOXWKw— お好み焼 もり (@okonomimori) April 8, 2023
お好み焼き粉はパッと見た感じは小麦粉とあまり違いはありませんが、お好み焼き粉にはだしや調味料が入っているため、普通の小麦粉よりも傷みやすく、注意が必要です。
開封後は2か月くらいで使い切るのが目安になります。
一時期コロナが流行った際には、自宅で過ごす機会も増えたことから、お好み焼き粉やたこ焼き粉がスーパーなどで品薄になりましたね。
その際に、家で買い置きしていた古い粉を使う際には、十分に気をつけるようにという注意喚起もされていました。
お好み焼き粉を使用する際は、見た目、におい、色などをしっかりチェックしてから使うようにしましょう。
いつもと同じであれば問題ありませんが、湿気で塊ができていたり、色が茶色っぽく変わっていたり、カビのようなにおいがした場合は使用しないほうが安全です。
お好み焼き粉の賞味期限 未開封ならどれくらいOK?
お好み焼き粉の賞味期限は、製造メーカーによっても違いはありますが、だいたい製造から1年間です。
そもそも賞味期限とは、未開封で適切に保存した際に「おいしく食べられる期間」です。
ですので、未開封で保存状態の良いものでしたら、ぶっちゃけ賞味期限を2,3か月くらい過ぎても使用して大丈夫だと考えられます。
しかし逆に保存状態が悪いと、カビが生えたり、虫がついたりしますので、絶対とは言い切れません。
お好み焼き粉の開封後の保存方法は?常温はOK?
ではカビや虫を防止するためにはどのような保存方法が適しているかというと、冷蔵庫での保存です。
お好み焼き粉の袋をまずはしっかりと密閉し、可能であればさらに密閉容器に入れてから冷蔵庫に入れましょう。
ここまでできればある程度は安全と判断できます。
間違っても常温で袋の口を輪ゴムで止めて保存、なんてことはしてはいけません。
そのような保存方法ではダニの餌食になってしまいます。
ダニは袋さえも食いちぎって中に侵入できるくらいですので、ゆるく封をした程度で常温保存していれば当然袋の中に侵入されてしまいます。
ダニはアレルギーを引き起こすこともありますので十分に注意しましょう。
実は筆者の実家では、昔は輪ゴムで開け口を止めて、常温の引き出しに入れていました。。。
テレビの特集か何かで、ダニアレルギーの話を見た時に、これはまずいということになり、
その粉をすぐに捨てたのを覚えています。
それ以降は、しっかりと冷蔵庫で保存するようになりましたので、幸いダニによる被害もなしです。
皆さんも気をつけてくださいね。
ちなみにダニは低温が苦手ですので、その点でも冷蔵庫での保存は適していると言えます。
お好み焼き粉にダニが見えるかの見分け方は?
これといった見分け方があるわけではありませんが、袋の中を見てみて、
粉が動いていたらダニが入り込んでいる可能性が高いということになります。
考えただけでもゾッとしますね、、、
ただ、袋の口からのぞいても粉が動くことはそう多くもなく、また、ある程度繁殖が進んでいないと
見つけるのは難しいでしょう。
そこで、スプーンなどですくって、粉の量を少量にした状態でチェックするのがおすすめです。
さらには、袋の上の方、真ん中あたり、下の方と分けてチェックすればより安心できるかと思います。
ダニは、上記のとおりですが、冷蔵庫できちんとした保存を行えばしっかりと防ぐことが可能です。
ダニは小さいので気が付きませんが、身の周りに生息しており、餌、もぐる場所、温度、
湿度の条件がそろうことで繁殖します。
そして温度は25〜30℃、湿度は60~80%を好むとされていてます。
ちなみに低温では、ダニは繁殖することができません。
このことから、ダニの発生の予防には、冷蔵保存が最適と言えます。
さらにダニの発生予防の効果を高めるには、包装にも気を配ると良いでしょう。
具体的な方法としては、まずは開封後のお好み焼き粉の袋は、口を縛った状態で、
チャック付きの保存用袋に入れます。
次に、湿気による影響を避けたり、ダニや害虫などの予防をしたりするためにも、
大きめの蓋付きのタッパー等に、二重に保存をします。
こうすることで二重の包装が完成し、ダニの発生、繁殖のみならず、
侵入も防ぐことが可能となります。
粉物は臭い移りもしやすいですが、二重包装は、その予防にもつながりそうですね。
お好み焼き粉開封後の食べられるかの判断方法
お好み焼き粉の開封後の食べれるかの判断方法は、大きく分けて3点です。
- 粉が動いて見えるかどうか
- 粉の色が変わっていないか
- におい
粉が動いて見えるかどうかは、先ほど紹介した内容ですが、
動いて見えるとダニが繁殖している可能性が高いです。
においに関しては、くさいのはもちろん食べられないと分かりますが、
少々酸っぱい感じのにおいにも注意が必要です。
基本的にこのような状態になってしまうのは、開封してからしばらく
期間がたってからですので、開封後はなるべく早めに使い切ってしまうようにしましょう!
お好み焼きの開封後に冷凍保存はOK?
お好み焼き粉の冷凍保存は、おすすめできません。
理由としては、袋内に温度差が生じ、お好み焼き粉の品質に影響を与えやすいからです。
具体的には、温度差によって結露が発生し、結露が原因で粉の固まりが生じ、それによって、カビが発生したり、冷蔵庫内の臭いが移ることなどの可能性があります。
保存方法としては、やはり上記で述べたとおり、冷蔵庫での保管が良いでしょう。
また、冷蔵保存の場合でも、冷蔵庫からお好み焼き粉を出したら、すぐにまた冷蔵庫に戻すことが大切です。
さらに、ドアポケット側の保存は、温度差が生じやすくなりますので、お好み焼き粉の品質を保つためにも、保存場所として避けることを心掛けましょう。
お好み焼き粉が余ってしまったら?
開封後のお好み焼き粉の賞味期限は2か月程度とご紹介しましたが、2か月なんてあっという間ですし、そう頻繁に作るものでもないですよね。
使い切れずに余ってしまったお好み焼き粉は、お好み焼き以外のものにアレンジして期限内においしくいただくのがおすすめです。
今回はお好み焼き粉のアレンジ調理法をいくつか紹介します。
たこ焼き粉の代用としてお好み焼き粉を使用する
たこ焼きをしたいけれどたこ焼き粉がない、でもお好み焼き粉ならある、と言う場合は、代用が可能です。
お好み焼き粉に水を混ぜ、具材を入れて焼けば立派なたこ焼きが完成します。
天ぷら粉の代用としてお好み焼き粉を使用
天ぷらを作りたかったけれど粉がない!と言う時もお好み焼き粉で代用できます。
かぼちゃやサツマイモなどのお好みの野菜に、お好み焼き粉と片栗粉を混ぜた粉をつけて油で揚げれば、カリッとおいしい天ぷらの完成です。
ムニエル用の粉としてお好み焼き粉を代用
鮭などの魚にお好み焼き粉をまぶしてバターで焼けば、おしゃれでおいしいムニエルが完成します。
ムニエルは一般的には小麦粉で作りますが、お好み焼き粉を使用すると、お好み焼き粉に含まれる出汁の風味が味わえておいしくもなります。
お好み焼き粉の開封後賞味期限のまとめ
開封後は2か月程度で使うようにしましょう。
未開封の場合は、製造から1年程度が賞味期限とされています。
お好み焼き粉は、中に出汁や調味料が含まれているため、他の粉類と比べると、カビたり虫が付きやすくなっています。
予防としては、お好み焼き粉は冷蔵庫での保管がおすすめです。
未開封である場合も冷暗所で保管し、購入からある程度時間がたっている場合は、色やにおいなどに変化がないか確かめてから使用するようにしましょう。
また、お好み焼き粉が使い切れずに余ったら、たこ焼き粉や天ぷら粉の代用として他の料理に活用したり、おいしさが保たれているうちに早めに使いきりたいですね。
コメント